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2010-01-12

「紙袋で4億」石川議員供述、小沢氏に聴取要請(読売新聞)

 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」が2004年に購入した土地を巡る問題で、同会の事務担当者だった石川知裕衆院議員(36)(民主)が土地代金として小沢氏から受け取ったとされる現金4億円について、東京地検特捜部の事情聴取に、「小沢先生のいるマンションに呼ばれ、先生から現金4億円の入った紙袋を手渡された」と供述していることが、関係者の話でわかった。

 特捜部は、小沢氏から4億円の調達方法などについて説明を求める必要があると判断、参考人として事情聴取に応じるよう要請した。

 陸山会は04年10月29日、東京都世田谷区深沢の土地を約3億4000万円で購入。原資には、簿外の現金4億円が充てられたが、同会の04年分の政治資金収支報告書にはこの4億円の収入が記載されていない。

 関係者によると、土地取引を担当していた石川議員は、特捜部の事情聴取に「当時の陸山会には土地を購入する資金がなく、小沢先生に相談し、4億円を受け取った」と供述。さらにこの4億円について、「(04年)10月上旬に小沢先生に港区元赤坂のマンションに来るように言われ、先生から現金4億円の入った複数の紙袋を手渡された」などと説明したという。

 このマンションは同会が1994年に購入し、小沢氏が事務所として使用している。石川議員はその後、現金を港区赤坂の別の事務所に運び、金庫に保管していたという。

 石川議員は同月中旬以降、4億円を小分けして同会の複数の口座に入金。その後、同会の一つの口座に集め、土地代金に充てていた。

 一方、関係者によると、陸山会は07年5月頃に4億円を支出し、石川議員の後任の事務担当者だった元私設秘書が小沢氏に渡していたこともわかった。この4億円の支出も同会の07年分の収支報告書に記載されておらず、政治資金規正法違反(不記載)の疑いがある。

 また、収支報告書によると、07年の収入総額は約1億8000万円で4億円には足りないため、他の関連政治団体から資金を集めるなどして、捻出(ねんしゅつ)したとみられる。

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2010-01-12

自民の苦悩…参院は衆院の“落ち穂拾い”なのか?(産経新聞)

【自民党苦悩の現場】(1)

 レスリング全日本選手権の最終日を迎えた昨年12月23日の東京・代々木第二体育館。吉田沙保里、伊調馨、浜口京子の五輪メダリストらがリング上で格闘を繰り広げる中、観客席やアリーナの役員席を懸命に歩き回る男がいた。元レスラーでチョンマゲをトレードマークとする前衆院議員、松浪健四郎(63)だった。

 「よろしく頼みます」「頼むよ」-。

 松浪はレスリング関係者らに次々に声をかけながら握手し、友人を見かけると100枚ほどの名刺を渡して「仲間に配ってね」とお願いした。相手もほとんどが「頑張ってよ」と肩を叩いて激励した。

 ■次まで待てない

 昨夏の衆院選で2度目の苦杯をなめた松浪は昨秋から、出身の日体大の同窓生らを頼りに活動を続け、講演だけでもすでに20カ所以上でこなした。

 地盤の大阪19区を離れ、東京で活動するのには理由があった。夏の参院選に比例代表の出馬を検討しているからだ。

 松浪は次の衆院選は任期満了直前までないだろうと予想する。「60歳を過ぎたのだから勝負のしどきを間違えてはいけない」。つまり「次まで待てない」ということだ。知名度の高さを武器に、選挙区にこだわるよりも全国の支持者に訴えた方が戦いやすいとの思いもある。

 かつて教鞭(きょうべん)をとった大学への復帰やタレント活動の選択肢もあるはずだが、なぜ政治家にこだわるのか。

 「政治に対する情熱と執念がある。それに対中東外交をもっとやりたい。中東問題は、おれしかできない」

 ■くら替え続出の背景

 衆院から参院へのくら替えは自民党では珍しいことではなかった。しかし、昨夏の衆院選では自民党は解散時の303議席から119議席に激減したため、くら替えを模索する元議員はかつてなく多い。

 とりわけ「参院で最後のひと花を咲かせたい」と考えるベテラン勢が少なくない。それが、比例代表の「70歳定年制」という党の内規と混然して、くら替え批判をもたらしている。

 国民新党入りを模索する元自民党副総裁、山崎拓(73)は6日、総裁の谷垣禎一に「外交安保問題、とりわけ北朝鮮問題に議員で取り組んでいきたい。ぜひチャンスを見いだせるようにご配慮願いたい」と比例代表での公認を迫った。元法相の保岡興治(70)も公認を求めている。

 次期参院選に向け、民主党による強烈な締め付けもあり、集票マシンである業界団体は次々に組織内候補擁立を見送り始めた。これは「固定票」の減少に直結するだけに、特定の後援会組織を持つ元衆院議員を比例代表で擁立することは自民党執行部にとってメリットも大きい。谷垣が党再生に向けて設けた政権構想会議が、元衆院議員を念頭に「ブロックで集票できる候補者」の擁立を比例代表候補で検討するよう勧告したのはそのためだ。

 ■反発する中堅・若手

 これに抵抗しているのが、参院を中心とした中堅・若手らだ。

 参院には元々、「参院は衆院の落ち穂拾いではない」との思いがあるが、理由はそれだけでない。

 批判の急先鋒である参院議員、山本一太(51)は自らのブログで「『離党』によって生じるマイナスの影響より、比例で公認したときの負のインパクトのほうが大きい。というより、無党派対策に『壊滅的な打撃』を与える可能性すらある」と断じる。

 その一方で、大量落選した「小泉チルドレン」の中にも比例代表での公認を目指して執行部に直訴する者が後を絶たない。ある党幹部は「支持団体をつけてほしいとおねだりしたり、『私は30万票を集めてみせます』と見栄を切ったり…。勘違いしている人間があまりに多い」と嘆く。

 結局、執行部は山崎、保岡の公認を見送る方針を固めた。それでも、参院では、衆院からの大量のくら替えをなお警戒する。

 ある閣僚経験者は、山本らの主張にある程度の理解を示しつつも「問題は集票を期待できる若手をどれだけそろえられるかなんだ」と打ち明ける。

 それでも松浪は「言うのは自由だが、自民党には定年制はあってもくら替え禁止のルールはない」となお強気だ。今年の手帳には、すでに全国各地の予定がぎっちり記されている。全国行脚の「実績」を引っさげて、自民党に公認申請する考えだという。

 昨年暮れ、松浪は大阪市内の会合でばったり出会った参院幹事長の谷川秀善に「くら替えは厳しいぞ」とささやかれ、嫌みを込めて言い放った。

 「それだったら他党に行きますよ!」

     ◇

 昨夏の衆院選で惨敗した自民党にとって、今夏の参院選に党の命運がかかっているといっても過言ではないが、障害や対立が絶えない。関係者が抱える苦悩ぶりに焦点を当て、随時掲載していく。

=敬称略

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2010-01-12

両陛下、3年ぶりに大相撲ご観戦(産経新聞)

 天皇、皇后両陛下は10日、国技館(東京都墨田区)で大相撲初場所の初日を観戦された。両陛下の大相撲ご観戦は、平成19年の初場所以来3年ぶり。

 両陛下は、日本相撲協会の理事ら親方衆が出迎える中、武蔵川理事長の先導で国技館にご入場。中入り後の後半の取組計10番を観戦された。

 3年ぶりの天覧相撲は、各取組とも力の入った熱戦となった。天皇陛下は、説明役を務めた武蔵川理事長に決まり手を確認するなど、熱心にご覧になっていた。長い一番となった結びの白鵬-鶴竜戦についても、「最後の取組も力がこもっていましたね」と語られたという。皇后さまも、時折貴賓席から身を乗り出すようにしながら盛んに拍手を送られていた。

 天皇陛下の大相撲ご観戦は昭和時代から慣例として定着していたが、ここ2年間は親方による弟子への暴行事件や力士の大麻事件など角界の不祥事が相次いだため、協会側は両陛下をお招きするのを控えていた。

 全取組終了後、武蔵川理事長は「不祥事もあってお越しいただけなかったが、今回来ていただいて、協会として感謝の気持ちでいっぱいです」と述べた。

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